[独自調査] Report ID: SBR-2026-004
公開日:2026年8月23日 著者:菊地 将
要旨
観測日: 2026-05-11 (前回比: 2026-05-01) 今回の観測では、引用シェア首位が企業公式で30.0%・90件となり、企業オウンドメディア29.0%・87件を僅差で上回りました。企業公式が30.0%で最大、企業オウンドメディアが29.0%で2位です。エンジン間で最も差が大きいのは業界専門メディアで、SerpAPIは25.6%に対しOpenAIは3.0%です。通説と異なり、大手メディアは0.7%・2件にとどまります。
調査概要
- 対象:AI検索の引用元
- 期間:2026-05-11
観測日: 2026-05-11(比較対象の前回観測日: 2026-05-01)
【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年5月11日は、AI検索の回答がどんなサイトを引用しているかを、2026-05-11に観測した結果をまとめた記事です。AI検索への対応を進めるときは、AIの回答が実際にどんなサイトを引用しているかが、自社の情報の公開先や形を考える手がかりになります。このレポートでは、9クエリを4つのエンジン(Perplexity、SerpAPI、OpenAI、Gemini。表では小文字で表記)で観測し、前回(2026-05-01)の観測と比べています。
今回の観測で最も多く引用されたのは、企業公式(30.0%)と企業オウンドメディア(29.0%)で、合わせて59.0%を占めました。大手メディアは0.7%にとどまっています。また、どのメディアが引用されやすいかは、エンジンによって大きく異なりました。後半では、これらのデータから読み取れる3つの発見と、自社サイトで優先して整えたい情報の種類を示します。
用語は次の意味で使います。AIO(AI検索への対応)、LLMO(大規模言語モデルに関する最適化)、GEO(生成エンジン最適化)は、この記事ではまとめてAI検索への対応として扱い、互いの関係は論じません。「引用」は、エンジンの回答に引用元として現れたサイトの記録を指し、「メディアタイプ」は、引用されたサイトをこのレポートが分類した区分です。
後日の観測レポートも公開しています。引用元の変化を続けて確認したい場合は、次の3本もあわせてご覧ください。
今回の観測で分かったこと(要約)
今回の観測では、引用シェアの首位が企業公式の30.0%・90件で、企業オウンドメディアの29.0%・87件を僅差で上回りました。AIO/LLMO/GEO領域では、第三者メディアよりも企業発信、とくに公式情報がAI回答の参照源として強い傾向が見られます。要点は次の5つです。
- 企業公式が30.0%で最大、企業オウンドメディアが29.0%で2位です。ブランドの公式性と、実務に役立つ解説型コンテンツの両方が、引用を得る中心になっています。
- エンジン間で最も差が大きいのは業界専門メディアで、SerpAPIは25.6%、OpenAIは3.0%でした。検索連動型と生成AI型で、専門メディアの扱いに大きな違いがあります。
- 大手メディアは0.7%・2件にとどまりました。従来のSEOで想定されがちな構図とは異なり、認知度の高い報道媒体より、企業公式・専門サイト・実務系コンテンツが優先されている可能性があります。
- 企業公式は64ドメイン、企業オウンドメディアは70ドメインに分散している一方、YouTubeは20件が1ドメインに集中しています。テキスト領域は競合が分散し、動画領域は寡占的です。
- 上位クエリは「AI検索 対策」50件・37ドメイン、「ChatGPT SEO」38件・35ドメインが中心です。対策・SEO・GEOなど、実務の実装に近い検索意図が強いと見られます。
以降の節で、これらの数値を表とあわせて順に確認します。
観測の対象と取得状況(カバレッジ)
まず、今回の観測がどこまでの範囲を対象にしたかを確認します。
観測対象: 9クエリ × 4エンジン
次の表の「取得成功」は9クエリのうち結果を取得できた数、「カバレッジ」はその割合、「引用件数」はそのエンジンで記録された引用の件数です。
| エンジン | 取得成功 | カバレッジ | 引用件数 |
|---|---|---|---|
| perplexity | 9/9 | 100.0% | 84 |
| serpapi | 7/9 | 77.8% | 82 |
| openai | 9/9 | 100.0% | 33 |
| gemini | 8/9 | 88.9% | 101 |
※Gemini側の制約により、取得途中で上限に達しスキップされる場合があります。
PerplexityとOpenAIは9クエリすべてを取得できました。SerpAPIは7/9(77.8%)、Geminiは8/9(88.9%)で、取得できなかったクエリがあります。そのため、エンジン間の引用件数は、同じ条件で比べた値ではない点に注意してください。
どんな種類のサイトが引用されたか(メディアタイプ別の引用シェア)
ここでは、AIエンジンがどんな種類のサイトから引用しているかを、メディアタイプ別のシェアで見ます。次の図が全体像、続く表が順位ごとの詳細です。表の「前期比」は、前回観測からのシェアの変化(pt)を示します。

| 順位 | メディアタイプ | 引用件数 | シェア | ユニークドメイン数 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 企業公式 | 90 | 30.0% | 64 | ↑+2.2pt |
| 2 | 企業オウンドメディア | 87 | 29.0% | 70 | ↓-2.6pt |
| 3 | 業界専門メディア | 51 | 17.0% | 17 | ↑+6.3pt |
| 4 | SaaS公式 | 20 | 6.7% | 5 | ↓-0.7pt |
| 5 | YouTube | 20 | 6.7% | 1 | ↓-3.6pt |
| 6 | 未分類 | 18 | 6.0% | 16 | ↑+3.5pt |
| 7 | SNSブログ/note | 6 | 2.0% | 3 | ↑+1.1pt |
| 8 | 百科事典 | 4 | 1.3% | 1 | ↑+1.1pt |
| 9 | 大手メディア | 2 | 0.7% | 2 | ↑+0.2pt |
| 10 | 教育機関 | 2 | 0.7% | 2 | ↑+0.4pt |
前回は引用があったものの、今回は0件になったタイプは、EC/ポータル、レビューサイト、政府/公的機関、SNS本体です。
上位2つは企業公式(90件・30.0%)と企業オウンドメディア(87件・29.0%)で、合わせて59.0%を占めます。前回との比較では、企業公式が+2.2pt、企業オウンドメディアが-2.6ptと、動きが分かれました。
伸びが最も大きいのは業界専門メディアで、17.0%(+6.3pt)でした。YouTubeは6.7%で、-3.6ptです。大手メディアは2件・0.7%にとどまっており、今回の観測では、AIの引用元として大手メディアが優位とは言えない結果です。
どのドメインがよく引用されたか(引用ドメインTOP20)
メディアタイプの次は、サイト単位(ドメイン)で見ます。表は今期の引用回数が多い順で、「出現クエリ数」はそのドメインが引用されたクエリの数、「主出現エンジン」は主に引用が見られたエンジンです。
| 順位 | ドメイン | メディアタイプ | 引用回数 | 出現クエリ数 | 主出現エンジン |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | youtube.com | YouTube | 20 | 6 | serpapi |
| 2 | mieru-ca.com | SaaS公式 | 10 | 5 | serpapi |
| 3 | 0120.co.jp | 業界専門メディア | 7 | 3 | serpapi |
| 4 | google.com | 企業公式 | 6 | 2 | gemini |
| 5 | plan-b.co.jp | 業界専門メディア | 5 | 3 | serpapi |
| 6 | protea-inc.co.jp | 業界専門メディア | 5 | 3 | gemini |
| 7 | ferret-one.com | SaaS公式 | 5 | 2 | perplexity |
| 8 | geo-code.co.jp | 業界専門メディア | 5 | 2 | serpapi |
| 9 | speee.jp | 業界専門メディア | 5 | 2 | perplexity |
| 10 | shift-ai.co.jp | 企業公式 | 5 | 1 | gemini |
| 11 | centered.co.jp | 業界専門メディア | 4 | 2 | gemini |
| 12 | expact.jp | 企業公式 | 4 | 2 | serpapi |
| 13 | fungry.co.jp | 企業オウンドメディア | 4 | 2 | perplexity |
| 14 | sitest.jp | 企業公式 | 4 | 2 | perplexity |
| 15 | wikipedia.org | 百科事典 | 4 | 2 | gemini |
| 16 | seohacks.net | 企業オウンドメディア | 3 | 3 | perplexity |
| 17 | lany.co.jp | 業界専門メディア | 3 | 2 | serpapi |
| 18 | note.com | SNSブログ/note | 3 | 2 | perplexity |
| 19 | persol-bd.co.jp | 業界専門メディア | 3 | 2 | serpapi |
| 20 | sienca.jp | 業界専門メディア | 3 | 2 | serpapi |
首位はyoutube.comの20回で、2位のmieru-ca.com(10回)との差が大きく開いています。また、20ドメインのうち9ドメインは業界専門メディアです。業界専門メディアは、メディアタイプ別の表で17ドメインにとどまるため、少数のドメインに引用が集まっている可能性があります。この点は、発見3で詳しく扱います。
AIエンジンによって、引用先はどう違うか
次に、各AIエンジンがどんな種類のサイトから引用しているかを比較します。エンジンごとに引用先の傾向が違えば、対策を置く場所もエンジンごとに考える必要があります。表のカッコ内は、そのエンジンの引用件数に占める割合です。

| メディアタイプ | perplexity(計84) | serpapi(計82) | openai(計33) | gemini(計101) |
|---|---|---|---|---|
| 企業公式 | 29 (35%) | 20 (24%) | 13 (39%) | 28 (28%) |
| 企業オウンドメディア | 25 (30%) | 13 (16%) | 13 (39%) | 36 (36%) |
| 業界専門メディア | 17 (20%) | 21 (26%) | 1 (3%) | 12 (12%) |
| SaaS公式 | 4 (5%) | 9 (11%) | 0 (0%) | 7 (7%) |
| YouTube | 2 (2%) | 16 (20%) | 1 (3%) | 1 (1%) |
| 未分類 | 4 (5%) | 2 (2%) | 3 (9%) | 9 (9%) |
| SNSブログ/note | 2 (2%) | 1 (1%) | 0 (0%) | 3 (3%) |
| 百科事典 | 0 (0%) | 0 (0%) | 1 (3%) | 3 (3%) |
違いが最も大きいのは業界専門メディアです。SerpAPIでは21件(26%)ある一方、OpenAIでは1件(3%)にとどまります。YouTubeも、SerpAPIでは16件(20%)に対し、ほかの3エンジンは1〜2件です。
OpenAIは企業公式と企業オウンドメディアがそれぞれ13件(39%)で、合わせて78.8%を占めます。Geminiは企業オウンドメディアが36件(36%)で最多、Perplexityは企業公式が29件(35%)で最多です。この結果から、AIO対策をすべてのAIエンジンで同じ方針で進めるのは難しい可能性があります。
前回の観測から何が変わったか
ここからは、前回(2026-05-01)の観測との比較です。順位が大きく動いたドメイン、新しくランクインしたドメイン、前回の上位から外れたドメインの順に見ます。表の「今期」「前期」は、今回と前回の観測を指します。
順位が大きく動いたのはどのドメインか
次の表の「今期」「前期」は引用回数ではなく順位で、「変動」はその順位の上下です。たとえばseohacks.netは、前期72位から今期16位へ上がり、+56です。TOP20に入っているドメインの今期の順位は、TOP20の表の順位と一致します(hubspot.jpは26位で、TOP20の外です)。
| ドメイン | タイプ | 今期 | 前期 | 変動 |
|---|---|---|---|---|
| seohacks.net | 企業オウンドメディア | 16 | 72 | ↑+56 |
| 0120.co.jp | 業界専門メディア | 3 | 50 | ↑+47 |
| speee.jp | 業界専門メディア | 9 | 55 | ↑+46 |
| protea-inc.co.jp | 業界専門メディア | 6 | 42 | ↑+36 |
| centered.co.jp | 業界専門メディア | 11 | 45 | ↑+34 |
| plan-b.co.jp | 業界専門メディア | 5 | 35 | ↑+30 |
| geo-code.co.jp | 業界専門メディア | 8 | 32 | ↑+24 |
| hubspot.jp | SaaS公式 | 26 | 6 | ↓-20 |
順位が上がった7ドメインのうち6つは業界専門メディアで、メディアタイプ別のシェアで業界専門メディアが+6.3ptだったことと対応しています。一方、SaaS公式のhubspot.jpは、6位から26位へ、20位下がりました。
新たにランクインしたドメイン
今期に新しくランクインしたのは、次の10ドメインです。カッコ内は今期の順位と引用件数です。
- shift-ai.co.jp [企業公式] (今期10位、引用5件)
- expact.jp [企業公式] (今期12位、引用4件)
- fungry.co.jp [企業オウンドメディア] (今期13位、引用4件)
- sitest.jp [企業公式] (今期14位、引用4件)
- wikipedia.org [百科事典] (今期15位、引用4件)
- mediareach.co.jp [企業オウンドメディア] (今期21位、引用3件)
- ntttp-dlead.com [企業公式] (今期22位、引用3件)
- perplexity.ai [企業公式] (今期23位、引用3件)
- akarumi.jp [企業オウンドメディア] (今期24位、引用2件)
- axis-corp.com [企業公式] (今期25位、引用2件)
10ドメインのうち、企業公式が6、企業オウンドメディアが3で、合わせて9を占めます。残る1つは百科事典のwikipedia.orgです。
ランク外に出たドメイン
前回の上位に入っていたものの、今期は観測されなかった、または大きく順位を下げたドメインは、次の10件です。カッコ内は前期と今期の順位です。
- mynavi.jp [業界専門メディア] (前期4位 → 今期未観測)
- moneyforward.com [SaaS公式] (前期5位 → 今期未観測)
- my-best.com [レビューサイト] (前期7位 → 今期未観測)
- suumo.jp [EC/ポータル] (前期9位 → 今期未観測)
- aspicjapan.org [業界専門メディア] (前期10位 → 今期64位)
- ozmall.co.jp [EC/ポータル] (前期11位 → 今期未観測)
- freee.co.jp [SaaS公式] (前期13位 → 今期未観測)
- sansan.com [SaaS公式] (前期15位 → 今期未観測)
- hotpepper.jp [EC/ポータル] (前期16位 → 今期未観測)
- shanon.co.jp [SaaS公式] (前期17位 → 今期未観測)
aspicjapan.orgは今期64位で観測されましたが、ほかの9ドメインは今期は観測されていません。タイプ別では、SaaS公式が4件、EC/ポータルが3件、業界専門メディアが2件、レビューサイトが1件です。EC/ポータルとレビューサイトは、メディアタイプ別の引用シェアの節で、前回はあったものの今回は0件になったタイプとして挙げたものでもあります。
どのクエリで引用が多く、どのクエリで入れ替わりが大きかったか
クエリ別に、引用が多く集まったクエリと、引用ドメインの入れ替わりが大きかったクエリを見ます。
引用が多かったクエリTOP5
次の一覧は、引用件数が多い順です。カッコ内は、引用されたドメインの数と、引用が見られたエンジンの数です。
- AI検索 対策 — 50件の引用 (37ドメイン、4エンジン)
- ChatGPT SEO — 38件の引用 (35ドメイン、3エンジン)
- GEO 対策 — 37件の引用 (27ドメイン、4エンジン)
- Google AI Overview 表示 — 35件の引用 (21ドメイン、4エンジン)
- LLMO とは — 34件の引用 (22ドメイン、4エンジン)
5つのうち4つは、対策や表示に関わる実務寄りのクエリで、「LLMO とは」だけが用語の意味を調べるクエリです。要約で触れたとおり、実務に近い検索意図に引用が集まっていると見られます。
引用ドメインの入れ替わりが大きかったクエリ
同じクエリでも、前回から引用ドメインがどれだけ入れ替わったかを見ます。たとえば「新規ドメイン 13/20」は、今回引用された20ドメインのうち13ドメインが前回の観測にはなかったことを示し、入替率は65%です。

- Perplexity 対策 — 新規ドメイン 13/20 (入替率 65%)
- AI検索 対策 — 新規ドメイン 24/37 (入替率 65%)
- GEO 対策 — 新規ドメイン 17/27 (入替率 63%)
- ChatGPT SEO — 新規ドメイン 20/35 (入替率 57%)
- LLMO とは — 新規ドメイン 12/22 (入替率 55%)
入れ替わりが大きかった上記の5クエリでは、入替率が55〜65%と半数を超えています。少なくともこれらのクエリでは、同じクエリでも引用元は固定的ではありませんでした。
観測から言えることと、取るべき対応(発見と提言)
ここまでのデータから、3つの発見と提言をまとめます。各発見は、データ、仮説、アクションの順に示します。データは観測した値、仮説は推測です。観測は9クエリ・今回と前回の2時点にとどまるため、全業界への一般化は未検証です。
発見1:AIの回答では、大手メディアより企業の公式・自社発信が引用されている
データ: 引用シェアは企業公式30.0%、企業オウンドメディア29.0%で、合計59.0%を占めます。一方、大手メディアは0.7%にとどまり、従来SEOで想定されがちな権威メディア優位とは異なる構図です。
仮説: AI検索では、一般的なニュースの権威よりも、一次情報や実務解説として整理された企業発信が参照されやすい可能性があります。
アクション: 広報への掲載や被リンクの獲得だけに頼らず、自社サイトに定義、手順、比較、FAQ、事例を明示した「引用される情報源」を作ることをおすすめします。とくにAIO/LLMO/GEO系の用語ページは、公式見解と実務解説を分けて設計してください。
発見2:エンジンによって、引用されやすいメディアが違う
データ: OpenAIは企業公式39.4%、企業オウンドメディア39.4%で、両者だけで78.8%です。一方、SerpAPIは業界専門メディア25.6%、YouTube19.5%、SaaS公式11.0%が目立ち、Geminiは企業オウンドメディア35.6%が最多です。
仮説: OpenAIは説明の安定性が高い公式・自社発信を、SerpAPIは検索結果上で可視性の高い専門記事や動画を拾いやすい可能性があります。GeminiはGoogle系の文脈上、構造化された記事型コンテンツを評価している可能性があります。
アクション: AIO対策を「全AI検索で同じ」と見なさず、エンジン別にKPIを分けてください。OpenAI向けは公式情報の整備、Gemini向けはオウンド記事の網羅性、SerpAPI向けは専門メディアへの露出とYouTubeの最適化を優先することをおすすめします。
発見3:専門メディアは少数のドメインに集中し、企業サイトは多数に分散している
データ: 業界専門メディアは51引用に対して17ドメインで、1ドメインあたり約3.0引用です。企業オウンドメディアは87引用に対して70ドメインで約1.24引用、企業公式は90引用に対して64ドメインで約1.41引用に分散しています。次の図は、この構造を示したものです。

仮説: 専門メディア領域では、少数のドメインが複数クエリで繰り返し引用される構造があると推測されます。一方、オウンドや公式は参入余地が広いものの、単発の引用で終わりやすい可能性があります。
アクション: 自社だけで面を取りに行くより、引用されやすい専門メディアへの寄稿、監修、共同調査を組み合わせることをおすすめします。同時に自社サイトでは、「AI検索 対策」「ChatGPT SEO」などドメイン数が多い激戦クエリを避け、周辺の具体的な課題から関連記事を作っていってください。
3つの発見を合わせると、今回の観測では、AI検索の引用元は大手メディアよりも企業の公式・自社発信に寄っていました。その傾向はエンジンごとに異なり、専門メディアは少数のドメインに集中していました。
最初の一歩は、自社サイトの用語ページに、定義、手順、比較、FAQ、事例を明示することです。そのうえで、エンジン別にKPIを分けて変化を追ってください。
今回の観測は9クエリ・2時点の結果です。冒頭で案内した後続の観測レポートもあわせて確認し、【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年5月11日で示した傾向が続くかを判断してください。
‹ 親記事: 【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年7月6日



