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AIO対策会社へ依頼する前に決めること|対象AI・計測・成果定義

部署:マーケティング担当者部署:経営者・責任者レベル:実践

AIO支援会社へ「AI検索対策を提案してください」とだけ依頼すると、会社ごとに対象AI、計測方法、成果指標、実施範囲が異なる提案が届き、横並びで比較しにくくなります。

原因は、対象AIや計測方法など、各社が前提にする条件がそろっていないことです。発注側が施策の中身を決め切る必要はありません。先に固定するのは、対象AI、質問セット(AIへ投げて自社や競合の登場を確認する質問の一覧)、引用・言及の定義、観測条件、成果の評価方法といった、比較の前提だけです。

この記事では、AIO支援会社へ渡す提案依頼書(RFP)に入れておきたい10の要件と、そのまま社内で使える記入例を整理します。読み終えると、複数社から同じ条件で提案を受け、支援範囲や計測方法を比較できる状態を作れます。なお、本文でいうAIOはChatGPTやGoogleのAI検索などへの対応を指し、その対応を依頼する先の会社を「AIO支援会社」と呼びます。

扱うのは、初回相談で共有する情報がある程度見えたあと、複数社へ正式に提案を依頼する段階です。比較条件と回答条件を、要件としてまとめます。

対象AI、顧客が使いそうな質問、現在の回答・引用状況、対象ページ、目標、社内体制がまだ整理できていない場合は、AIO対策会社へ相談する前に整理する6つの情報|対象AI・質問・引用状況・対象ページ・目標で、初回相談前の準備を先に整理してください。

AIOを内製・外注・ハイブリッドのどれで進めるか自体が未確定の場合は、AIO導入の体制構築とは?内製・外注・ハイブリッドの判断基準と進め方の全体地図を先に確認してください。

AIOの提案依頼書では「施策」より先に比較条件をそろえる

提案依頼書で最初にそろえるのは、「何をやってほしいか」ではなく「何を同じ条件で比較するか」です。

本記事ではAIOを、ChatGPT、GoogleのAI OverviewsやAI Mode、Perplexity、Microsoft Copilotなど、生成AI・AI検索を通じて企業や商品、サービスの情報が発見・参照される状態を改善する取り組みの総称として扱います。

ただし、AI検索は、サービスによって掲載の条件も取得できるデータも同じではありません。各社の公式情報から確認できる違いは、次のとおりです。

  • Googleは、AI OverviewsやAI Modeへの掲載について、通常のGoogle検索とは別の特別な技術要件や専用の構造化データは必要ないと案内しています。AI機能経由の検索パフォーマンスは、Search Consoleの「ウェブ」検索タイプに含まれます。
  • OpenAIは、ChatGPT検索への掲載に関して、検索用クローラーであるOAI-SearchBotのクロール許可を案内しています。PerplexityもPerplexityBotによる検索用クロールについて、公式情報を公開しています。
  • MicrosoftのBing Webmaster Toolsには、Copilotなどでサイトが引用された回数や引用ページ、grounding queryを確認するAI Performance機能があります。ただし、表示されるgrounding queryは集約された語句で、実際の個別質問全文ではありません。

つまり、「AIOを計測する」と言っても、どのAIで何を測るかによってデータの意味が変わります。そのため、支援会社を比較する前に、次の10項目を発注側で決めておきます。

左が要件、右が提案依頼書で決める内容です。

要件 提案依頼書で決める内容
対象AI どのAI・AI検索を対象にするか
質問セット どの質問で自社・競合を確認するか
観測条件 言語、地域、アカウント条件など
判定定義 引用・言及・推薦をどう区別するか
観測頻度 いつ、何回、どう記録するか
競合比較 どのブランドと比較するか
成果定義 何が改善したら成果と判断するか
改善範囲 調査、コンテンツ、技術対応などの範囲
報告・検証 レポート内容、施策前後の検証方法
データ・権限 データ保存、アクセス権、契約終了時の引き継ぎ

以降の節は、決める順序に合わせて、この表とは並び順を変えています。観測条件と観測頻度は4節、報告・検証は8節と9節で扱い、競合比較は観測条件・成果指標・レポートの各節に含めています。データ・権限は10節で扱います。7節のAIクローラーは、改善範囲の技術確認として加えた項目です。

AIO支援会社への提案依頼書でそろえる対象AI、質問セット、成果定義など10項目を整理した図

AIO支援会社を比較する前に、対象AIからデータ・権限まで10項目の前提条件をそろえておくと、提案内容を横並びで確認しやすくなります。

1.対象AIを具体的なサービス単位で指定する

初回相談前は対象AIの候補を洗い出す段階でした。提案依頼書では、その中から比較対象にするサービスを明記します。「主要な生成AIを対象」のような書き方では、会社ごとに対象が変わってしまうためです。

たとえば、次のように整理します。表は、対象のサービスごとに、確認する範囲を示したものです。

対象 確認する範囲
ChatGPT Web検索を伴う回答でのブランド言及・引用
Google AI Overviews Google検索上のAI Overviewsでの引用
Google AI Mode AI Modeでの回答・リンク
Perplexity 回答内のブランド言及・引用元
Microsoft Copilot 回答内の引用・参照

すべてを必ず対象にする必要はありません。自社の見込み客がどのAIを使って、どのような質問をする可能性があるかを起点に、優先順位を付けます。

候補を広げるより、各社へ同じ対象を渡して回答条件をそろえることを優先します。「対応可能なAIを教えてください」ではなく、「以下のAIを対象とした場合の対応範囲と計測方法を提示してください」と書くと、会社間で比較しやすくなります。

2.質問セットを固定し、支援会社ごとの勝手な変更を防ぐ

AIOの成果を会社間や施策前後で比べるには、対象AIだけでなく「何を質問するか」も固定します。

初回相談前は、質問候補を仮置きできれば十分でした。提案依頼書では、認知、比較、選定の各段階から必要な質問を選び、ID付きで固定して、同じ質問を各社へ渡します。

質問は、企業側が最終的に獲得したいユーザーがAIへ何を尋ねるかから逆算すると、設計しやすくなります。たとえばBtoBサービスなら、次のような質問が考えられます。

  • 「○○業界でおすすめのサービスは?」
  • 「○○と△△の違いは?」
  • 「○○を導入するときの注意点は?」
  • 「中小企業向けの○○会社を比較して」

作った質問は、次のような台帳にしておくと管理しやすくなります。表は、質問ごとにID、検討段階、質問文、対象AI、言語・地域を記録する形です。

ID 検討段階 質問 対象AI 言語・地域
Q001 認知 [質問文] ChatGPTほか 日本語・日本
Q002 比較 [質問文] ChatGPTほか 日本語・日本
Q003 選定 [質問文] ChatGPTほか 日本語・日本

認知、比較、選定の検討段階ごとにAIOの固定質問をQ001からQ003で管理する流れ

質問セットは認知・比較・選定などの検討段階から作り、IDと変更履歴を残して固定すると、施策前後を同じ条件で比較できます。

契約後に支援会社が都合のよい質問だけへ入れ替えると、施策前後を同じ条件で比べにくくなります。質問を変更する場合は、旧質問を消さずにバージョンを分け、変更履歴を残す運用にします。

3.「引用」「言及」「推薦」を別の指標として定義する

AIOの提案を比較するときに特に注意したいのが、「引用率が上がった」「AIで露出した」といった言葉の定義です。同じ「AIに出た」という状態でも、実際には複数の状態があります。

本記事では、提案依頼書上の共通定義として、次の3つに分ける方法を推奨します。左が指標、右が判定の例です。

指標 判定例
引用 自社ドメインのページが情報源・リンクとして表示された
言及 回答本文に企業名・ブランド名が記載された
推薦 比較候補・選択肢として企業やサービスが提示された

AIOで使う引用、言及、推薦の3つの指標の違いをAI回答の例から比較した図

AIOでは「AIに出た」という一括りではなく、URLが表示された引用、ブランド名が出た言及、比較候補として紹介された推薦を分けて判定します。

3つのうち「推薦」は文章の解釈が必要になるため、支援会社によって判定がズレる可能性があります。そのため、提案依頼書には判定ルールまで書きます。

たとえば引用率を使うなら、次のように定義します。

引用率 = 自社ページが引用された有効観測数 ÷ 全有効観測数

さらに、エラーや回答未取得を分母に含めるか、同じ質問を複数回確認するかも決めます。指標名だけでなく、計算式と判定例まで共有しておくと、会社間で数字を比べられます。

4.観測頻度だけでなく「同じ条件」を記録する

「毎月計測」「週1回計測」だけでは、観測条件として足りません。同じ条件で測れたかを後から確認できるよう、少なくとも次の項目を保存できるかを確認します。

  • 対象AI
  • 質問ID
  • 質問文
  • 確認日時
  • 言語
  • 地域条件
  • 回答取得の成否
  • 引用URL
  • ブランド言及の有無
  • 競合ブランドの言及

同じ質問を複数回確認する場合は、その回数も提案書に書いてもらいます。支援会社独自の計測ツールを使う場合は、ダッシュボードの数値だけでなく、元になった質問や回答、引用URLをどこまで確認・出力できるかも比べるポイントです。

公式の管理ツールのデータにも限りがあります。冒頭で触れたBing Webmaster ToolsのAI Performanceは、引用数や引用ページ、grounding queryを確認できますが、個別のユーザー質問や回答全文をそのまま示すデータではありません。そのため、自社で管理する固定質問セットと、各プラットフォームが提供する公式データは分けて管理するほうが、検証しやすくなります。

5.成果指標を「AI露出」と「事業成果」に分ける

AIOの成果を一つの指標だけで評価すると、施策の良し悪しを判断しにくくなります。提案依頼書では、少なくとも次の2階層に分けます。

AI上の状態

AIの回答の中で、自社がどう扱われているかを見る指標です。

  • 引用率
  • 言及率
  • 対象質問のカバー率
  • 引用されたページ数
  • 競合との引用・言及差

事業側の状態

自社で追跡できる、事業上の成果を見る指標です。

  • AI検索などを経由したサイト訪問
  • 問い合わせ
  • 資料請求
  • 指名検索
  • 商談など、自社で追跡可能な成果

AIOの成果指標を引用率や言及率などのAI上の状態と、問い合わせや商談などの事業成果に分けた図

AIOの評価では、AI上での引用・言及と、問い合わせや商談などの事業成果を分けて計測し、その関係を確認します。

どのデータで判定するかも、あわせて指定します。Search ConsoleではAI OverviewsやAI Modeの検索パフォーマンスが通常の「ウェブ」検索タイプに含まれるため、Search Consoleだけを使ってAI機能別の引用率を算出する設計にはなっていません。一方、MicrosoftはBing Webmaster ToolsでAI回答における引用活動を独立して可視化しています。

このように取得できる指標がプラットフォームごとに異なるため、「何のデータを使って成果を判定するか」を支援会社へ明記してもらいます。

6.改善範囲を「調査」「改善提案」「実装」に分ける

支援会社によって、契約範囲は大きく異なります。診断とレポートだけを行う会社もあれば、コンテンツ制作、サイト改修、技術対応まで実施する会社もあります。

提案依頼書では、次のように作業単位で、提案のみ、実作業まで、発注側作業のどれに当たるかを回答してもらいます。

業務 提案のみ 実作業まで 発注側作業
AI回答の定点観測
競合分析
既存コンテンツ改善
新規コンテンツ制作
内部リンク改善
クロール・インデックス確認
構造化データ確認
実装後の再計測

特に技術施策は、「AI検索向けだから必要」という説明だけで採用しないでください。対象AIの公式情報、実施理由、検証方法まで提案してもらいます。

たとえばGoogleは、AI OverviewsやAI Modeへの掲載のために、特別なschema.org構造化データや新しいAI専用ファイルを用意する必要はないと明記しています。特殊な技術実装を提案された場合は、「どのAIの何を改善する施策なのか」「公式仕様との関係は何か」「実装後に何を確認するか」を確認します。

7.AIクローラーへの対応を対象サービスごとに確認する

AI関連のクローラー設定も、一括して「AIクローラー対応」と書かず、サービス単位で扱います。各社の案内は次のとおりです。

  • OpenAIは、ChatGPT検索でサイトを発見・引用可能にするため、OAI-SearchBotをブロックしないよう案内しています。
  • Perplexityも、検索結果へサイトを表示するためのクローラーとしてPerplexityBotを案内しています。
  • GoogleのAI OverviewsやAI Modeでは、通常のGoogle検索と同様にGooglebotによるクロールとインデックスが基盤となり、AI機能専用の追加技術要件はありません。

サービスごとに確認すべき内容が違うため、提案依頼書には、たとえば次のように書いておきます。

「対象AIごとに必要なクロール・インデックス確認事項を整理し、現在の設定、変更案、変更理由、確認方法を提示してください」

こう書いておくと、各社の施策に根拠があるかを比べられます。

8.施策前後の比較方法を契約前に決める

改善施策を実施してから評価方法を考えるのではなく、提案段階で前後比較の方法を決めます。最低限、次の項目を記録します。

  • 基準期間
  • 改善実施日
  • 比較期間
  • 対象質問
  • 対象AI
  • 競合条件
  • 追加・削除した質問

また、AI上の引用や言及が増えたとしても、特定の施策だけが原因とは限りません。Microsoftも、AI Performanceで確認できる引用数の変化について、ユーザー需要、コンテンツ更新、モデル更新など複数の要因が影響し、単一施策との因果関係を示すものではないと説明しています。

そのため提案依頼書では、「成果を保証できるか」を問うより、「どの条件を固定し、何を施策前後で比較するか」を確認するほうが実務的です。

9.レポートには数値だけでなく改善判断を求める

月次レポートの提出だけを要件にすると、数値一覧だけが毎月届く可能性があります。レポートには、最低でも次の項目を含めてもらいます。

  • 対象質問数
  • AI別の引用・言及状況
  • 競合との差
  • 前回から変化した質問
  • 新しく引用されたURL
  • 引用されなくなったURL
  • 改善候補
  • 次回までに実施する作業

求めたいのは、「計測」と「改善」がつながっていることです。たとえば引用率が低い質問が見つかったら、その質問に対して不足している情報を確認し、改善対象ページを決め、更新後に同じ条件で再確認できる運用までを提案範囲に含めます。

10.契約終了時のデータ引き継ぎを最初から決める

AIO運用では、質問セットや回答ログ、引用URL、競合比較、改善履歴が継続的に蓄積されます。これらが支援会社のツール内だけに残ると、契約終了時に過去との比較ができなくなる可能性があります。

提案依頼書には、次の項目を入れておきます。

  • 質問セットの所有者
  • 回答ログの保存期間
  • 引用URLデータの保存形式
  • 競合比較データの出力可否
  • CSV等でのエクスポート可否
  • 管理画面のアカウント権限
  • 契約終了時のデータ引き継ぎ方法
  • 制作した記事や調査データの権利

「ツールを使えるか」だけでなく、「契約終了後に自社へ何が残るか」まで比較します。

AIO支援会社へ渡せる提案依頼書の記入例

以下の形式で整理すると、複数社へ同じ条件で提案を依頼できます。各項目の考え方は、ここまでの節で説明したとおりです。なお、記入例の番号は、節の番号とは対応していません。

1.目的

生成AI・AI検索を利用して自社サービスを比較検討するユーザーに対して、自社の情報が適切に発見・引用・言及される状態を改善する。

2.対象AI

[ChatGPT]
[Google AI Overviews]
[Google AI Mode]
[Perplexity]
[Microsoft Copilot]

対象外のAIがある場合は理由を記載すること。

3.対象質問

当社が提示する固定質問セットを使用する。

質問を追加・変更する場合は、変更理由と変更日を記録し、旧質問の観測履歴を保持すること。

4.計測定義

引用:
自社ドメインのURLが情報源として表示された状態。

言及:
回答本文に企業名・サービス名が出現した状態。

推薦:
比較候補・選択肢として自社が提示された状態。

各指標の計算式、分母、エラー処理方法を提案書へ記載すること。

5.観測方法

対象AI、質問、日時、引用URL、ブランド言及、競合言及、取得エラーを記録すること。

独自ツールを使用する場合は、回答元データの確認・出力範囲を記載すること。

6.競合比較

当社指定の競合ブランドについて、同一質問・同一条件で引用・言及状況を比較すること。

7.成果評価

AI上の引用・言及だけでなく、取得可能な範囲でWeb流入、問い合わせ、指名検索等との関係も確認すること。

8.支援範囲

調査、分析、改善提案、コンテンツ制作、技術対応、実装、再計測について、貴社対応範囲と当社対応範囲を明記すること。

9.レポート

計測結果だけでなく、変化した質問、競合との差、改善対象、実施施策、次回アクションを記載すること。

10.データ・権限・引き継ぎ

質問セット、回答ログ、引用URL、競合比較、改善履歴の保存方法、出力形式、契約終了時の引き継ぎ条件を明記すること。

この10項目に、通常の提案依頼書で必要となる予算、契約期間、提案期限、会社情報、担当体制、見積条件、選定方法を追加すれば、提案依頼書の基本形を作れます。

RFPの回答条件としてAIO支援会社へ確認したい質問

提案書を受け取ったら、少なくとも次の10問を確認します。これは、見積を受け取った後の比較作業そのものではなく、各社から同じ粒度の回答を受け取るための条件です。ここで回答形式をそろえておくと、次工程で観測量・改善範囲・完成地点・費用を同じ表へ整理しやすくなります。

  1. 対象AIごとに、何をどの方法で計測しますか。
  2. 質問セットは誰が作成し、契約後は誰が管理しますか。
  3. 引用・言及・推薦をどのルールで判定しますか。
  4. 数値の分母と計算式を開示できますか。
  5. 元の回答や引用URLまで確認できますか。
  6. 計測結果から改善対象をどう決めますか。
  7. 提案だけでなく実装まで担当する範囲はどこですか。
  8. 技術施策は、どの公式仕様や検証方法を根拠にしていますか。
  9. 施策前後をどの条件で比較しますか。
  10. 契約終了時に質問・回答・引用・改善履歴を受け取れますか。

この質問への回答がそろえば、単純な月額費用だけでなく、「どこまで計測できるか」「どこまで改善できるか」「何が自社へ残るか」で支援会社を比較できます。

まとめ

AIO支援会社への提案依頼書で発注側が決めるのは、施策の細部ではありません。対象AI、質問セット、観測条件、引用・言及の定義、成果指標という「比較の土台」を固定することです。

特に確認したいのは、次の流れが一つにつながっているかです。

  1. 対象ユーザーがAIへ聞く質問を決める
  2. 同じ質問・同じ条件で自社と競合を確認する
  3. 引用・言及を共通ルールで記録する
  4. 不足している情報やページを特定する
  5. 改善する
  6. 同じ条件で再確認する

この流れを提案依頼書へ落とし込めれば、「A社は引用率、B社は流入、C社はコンテンツ本数」のように、提案段階から評価軸がバラバラになることを防ぎやすくなります。最初の一歩として、対象AIと質問セットを決め、各社へ同じ内容で渡せる形にしましょう。

ここまでが提案依頼書で整える範囲です。各社から見積・提案が戻ってきたら、総額を比べる前に、対象AI数・質問数・観測頻度・反復回数・改善の完成地点を同じ単位へそろえます。次の工程は、AIO支援会社の見積を比較する方法で確認できます。

自社だけで対象AI、質問セット、成果指標、改善範囲を整理しきれない場合は、発注前の段階で専門家への無料相談を利用し、比較条件を整理してから複数社比較へ進む方法もあります。

参考文献・データ元

この記事で参照した情報を確認できます。

  • Google Search Central「AI Features and Your Website」
    GoogleのAI Overviews・AI Modeへの掲載要件、Search Consoleでの計測、クロール・構造化データに関する確認に使用。最終更新:2025年12月10日。
    Google Search Centralの資料を見る

  • OpenAI「Publishers and Developers – FAQ」
    ChatGPT検索とOAI-SearchBotのクロール条件の確認に使用。
    OpenAIの公式FAQを見る

  • OpenAI「Searching the web with ChatGPT」
    ChatGPT検索へのサイト掲載条件の確認に使用。
    OpenAIの検索ヘルプを見る

  • Microsoft Bing Webmaster Tools「AI Performance」
    Copilot等における引用数、引用ページ、grounding query、データの限界、施策との因果関係の扱いを確認するために使用。
    Bing Webmaster ToolsのAI Performance資料を見る

  • Perplexity「Perplexity Crawlers」
    PerplexityBotの役割と検索結果への掲載に関するクロール条件の確認に使用。
    Perplexity公式クローラー資料を見る

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